バッテリー・バッテリー素材
-
豪マグニス、テスラと負極活物質のオフテイク契約
グラファイト（黒鉛）開発を手がけるオーストラリアのマグニス（Magnis）・エナジーは２月21日、米国の電気自動車（ＥＶ）大手テスラとリチウムイオン電池（ＬＩＢ）向けの負極活物質（ＡＡＭ）のオフテイク・・・ -
ビンファスト、米国でＥＶ工場の建設許可
ベトナムの国産車メーカー、ビンファストは、米国ノースカロライナ州のチャタム（Chatham）郡に40億ドルを投じて電気自動車（ＥＶ）の組立工場を建設する計画を巡り、同州の環境当局から必要な許認可の１つ・・・ -
リチウム・アメリカズ、ＧＭが大規模出資
カナダの資源大手リチウム・アメリカズは、米国の自動車大手ゼネラルモーターズ（ＧＭ）が約束している６億5,000万ドルの投資のうち、初回分の３億2,000万ドルの出資を受けたと発表した。 ＧＭは今回、リ・・・ -
ノースボルト、ＩＰＯ検討＝欧州かＮＹ
スウェーデンのリチウムイオン電池（ＬＩＢ）受託製造ノースボルトは、新規株式公開（ＩＰＯ）を検討している。近く幹事行を指名する見通しで、評価額は200億ドルを超える可能性もある。消息筋の話として、ロイタ・・・ -
モンバット、ＡＣＥと電池再生施設を建設
自動車用バッテリーの製造を手がけるブルガリアのモンバット（Monbat）は、イタリア子会社ＳＴＣが、米・シンガポール資本のグリーン・リサイクル技術企業ＡＣＥグリーン・リサイクリングと、バッテリーのリサ・・・ -
マグナ、オンタリオの５工場拡張＝新工場も
カナダの自動車部品大手マグナ・インターナショナルは、総額４億7,000万カナダドル（３億5,000万米ドル）以上を投じ、年内にオンタリオ州の５カ所の工場を拡張すると発表した。また同州ブランプトン（Br・・・ -
ＢＹＤ、鄭州に「刀片電池」工場を建設
中国の電池・自動車大手ＢＹＤ（比亜迪）は、独自開発したリン酸鉄リチウムイオン電池（ＬＦＰ）「刀片電池（ブレードバッテリー）」の生産に向け、河南省鄭州に新工場を建設する計画だ。同市への提出資料を元に、ロ・・・ -
コマウとリナエナジー、固体電池を自動製造
欧米自動車大手ステランティス傘下で生産設備のオートメーション化やメンテナンスを手がけるイタリアのコマウ（Comau）は12月５日、全固体ナトリウム電池のセルを組み立てるプロセスを自動化したと発表した。・・・ -
レアアース精製、競争激化＝欧米新興が奮闘
クリーンエネルギーへの移行に向け、欧米の新興企業がレアアースの精製方法の開発を加速している。中国が抱える、精製時の溶剤使用や有毒廃棄物など環境面の課題を打破する狙いがある。ロイター通信が12月４日、報・・・ -
フォード、ミシガン州にＥＶ電池工場を建設
米国の自動車大手フォード・モーターは、ミシガン州マーシャル（Marshall）近郊に電気自動車（ＥＶ）用バッテリーの新たなプラントを建設すると発表した。投資額は35億ドル。 新工場「ブルーオーバル（B・・・ -
ドイツＥＶ業界、不透明感高まる＝予算混乱で
連邦憲法裁判所が過去の予算案を無効とする判決を下したことを受け、ドイツの電気自動車（ＥＶ）業界に暗雲が垂れ込めている。政府は、ＥＶ充電ステーションやバッテリー工場、半導体工場などのプロジェクトに対し、・・・ -
ユミコア、マンガン豊富な正極活物質を採用
ベルギーの触媒・非鉄金属大手ユミコアは２月13日、電気自動車（ＥＶ）向けバッテリーに、マンガンを豊富に含む高リチウム・マンガン（ＨＬＭ）正極活物質（ＣＡＭ）技術を新たに採用すると発表した。2026年の・・・ -
日産とルノーの対等出資、電動化戦略はどうなる
フランスのルノーが日産自動車に約6,000億円の出資をして傘下に収めたのは、1999年のこと。持ち株比率は43％と40％を超えていたことから、日産はルノーに対し議決権を行使できずにいた。しかし先に、日・・・ -
欧州自動車各社、電池素材の２割も確保できず
欧州市場で活動する自動車メーカーは全体として、2030年までに必要となるバッテリー材料の16％しか確保できていない――。ベルギーの環境団体トランスポート＆エンバイロメント（Ｔ＆Ｅ）が12月４日公表した・・・ -
ＣＡＴＬ、ＥＶ電池の搭載容量で世界首位＝22年
2022年の電気自動車（ＥＶ）用バッテリーの搭載容量において、中国のＥＶ用電池大手ＣＡＴＬ（寧徳時代新能源科技）が191.6ギガワット時で世界首位に輝いた。中国メーカーの世界シェアは前年の48％から6・・・ -
米政府の税優遇、中国産部品使用ＥＶは対象外に
米国のバイデン政権は12月１日、インフレ抑制法（ＩＲＡ）に基づく電気自動車（ＥＶ）購入者への税優遇措置についての指針を発表した。中国などの安全保障上の懸念がある国で作られた部品を搭載したＥＶは対象外と・・・ -
ボルボ、ＥＶ双方向充電の推進に向け新事業始動
スウェーデンの自動車大手ボルボ・カーは、電気自動車（ＥＶ）の双方向充電の推進に向けた新事業「ボルボ・カー・エナジー・ソリューションズ」を立ち上げたと発表した。 同事業では、ＥＶに蓄えられた電力をそれぞ・・・ -
オルビア、ソルベイと電池素材で合弁設立
化学品や建設資材などを手がけるメキシコのオルビア（Orbia）は、ベルギーの総合化学大手ソルベイと合弁会社を設立することで最終合意に達したと発表した。リチウムイオン電池（ＬＩＢ）向けのポリフッ化ビニリ・・・ -
バッテリー検査技術、競争激化＝欧州新興が奮闘
中古電気自動車（ＥＶ）のバッテリーの健全性と性能の証明で、欧州の新興企業がしのぎを削っている。走行距離と年数で中古販売価格が決まる内燃エンジン（ＩＣＥ）車に対し、ＥＶの価値はバッテリーの航続距離と充電・・・ -
日本製紙、ハンガリーにＬＩＢ材料工場
日本製紙は、ブダペストに製造・販売子会社を設立したと発表した。電気自動車（ＥＶ）用リチウムイオン電池（ＬＩＢ）の負極材料の一つとして用いられるカルボキシメチルセルロース（ＣＭＣ、同社商品名：SUNRO・・・
