新素材
-
アルコア、豪アルミナと買収合意＝22億ドル
米国のアルミ大手アルコアは２月25日、合弁相手であるオーストラリアの同業アルミナを22億ドルで買収することで合意したと発表した。電気自動車（ＥＶ）の需要が足元で鈍化する中、他社への供給依存を減らし、商・・・ -
ステランティス、リサイクル部門を増強へ
欧米自動車大手ステランティスは、サーキュラーエコノミー（循環型経済）部門でサプライチェーン（供給網）を拡充する。部品や材料を車両製造に再利用する取り組みを進めており、リサイクルの地域拠点を複数設置する・・・ -
ハイドロ、アルミリサイクル工場の建設計画発表
ノルウェーのアルミ大手ノルスク・ハイドロは２月１日、スペイン中部のトリハ（Torija）に新たに建設するアルミリサイクル工場に１億8,000万ユーロを投資すると発表した。 新工場では年間12万トンの低・・・ -
レアメタル、中国握るサプライチェーン
中国は１日、２種類の希少鉱物について事実上の輸出制限を発動した。電気自動車（ＥＶ）や半導体などの製造に必要不可欠なレアメタル。中国が圧倒的な世界シェアを握るだけに、供給が滞れば、世界的なサプライチェー・・・ -
ソニケム、バイオ原料生産で助成金を獲得
バイオ精製技術を手がける英国のソニケム（Sonichem）は１月30日、自ら率いるコンソーシアムが研究資金助成機関「イノベートＵＫ」から60万ポンド近い助成金を獲得したと発表した。 新たな資金は同社独・・・ -
アルセロール、ゲスタンプと循環型協定を締結
鉄鋼で世界最大手のアルセロール・ミタル（ルクセンブルク）は、自動車向け金属加工・部品を手がけるスペインのゲスタンプ（Gestamp）と、自動車関連サプライチェーン（供給網）の持続可能性を高めるための循・・・ -
ブリヂストン、米で新ＥＶ専用タイヤを発表
ブリヂストンの米子会社は５月19日、米国で電気自動車（ＥＶ）専用の新型タイヤ「トランザ（Turanza）ＥＶグランドツーリングタイヤ」を発表した。米ＥＶ大手テスラの全車種や米自動車大手フォード・モータ・・・ -
ファインツール、中国の燃料電池会社と大型契約
工作機械や金属・プラスチック部品などを手がけるスイスのファインツール（Feintool）は７月20日、中国の燃料電池メーカーに金属製バイポーラープレートを供給する大型契約を結んだと発表した。 ファイ・・・ -
ランクセス、ＩＢＵテックと提携＝電池開発
ドイツの化学大手ランクセスは１月23日、リン酸鉄リチウムイオン電池（ＬＦＰ）の開発で、欧州で唯一のＬＦＰ正極材メーカーＩＢＵテック（ドイツ）と提携したと発表した。正極材の製造に用いる新たな酸化鉄を共同・・・ -
アントリン、海洋プラ含む再生繊維の検証完了
スペインの自動車内装部品メーカー、グルーポアントリン（Grupo Antolin）は、新たな再生ポリエステル繊維の検証が完了したと発表した。海洋プラスチックを10％含む再生プラスチック「シークワル・ヤ・・・ -
タイヤのミシュラン、初のバイオブタジエン生産へ
タイヤで欧州最大手のフランスのミシュランなど３社は１月19日、バイオエタノールからバイオブタジエンを生産するため、産業規模のプラントを試験的に稼働させたと発表した。生産能力は年間20～30トン。ブタジ・・・ -
ＶＷとボッシュ、バッテリーセル合弁断念
ドイツの自動車大手フォルクスワーゲン（ＶＷ）と自動車部品大手ロバート・ボッシュは、電気自動車（ＥＶ）用バッテリーセルの生産システム供給事業を合弁で設立する計画を中止した。ボッシュの発表を元に、ロイター・・・ -
撃たれても発火しないｅバイク用電池登場
米国製のバッテリーセルが近く、ｅバイク（スポーツタイプの電動アシスト自転車）の発火リスクを解消する可能性が出てきた。電気自動車（ＥＶ）関連ニュースサイトのエレクトレックが１月16日伝えた。 この新たな・・・ -
Ｎハイドロ、ポルシェに低炭素アルミ供給
ノルウェーのアルミ大手ノルスク・ハイドロは４月26日、ドイツの自動車大手フォルクスワーゲン（ＶＷ）の高級スポーツカー部門ポルシェに低炭素アルミニウムを供給すると発表した。両社はスポーツカーのサプライチ・・・ -
内装用ＰＥＴ市場が活況＝ベルギー社が新製品
ベルギーの床材メーカー、ボーリュー（Beaulieu）・インターナショナル・グループ傘下で長繊維かさ高加工糸（ＢＣＦ）の開発・製造を手がけるＢ.Ｉ.Ｇ.ヤーンズは、同社の自動車用カーペット向けバージン・・・ -
全固体電池ＥＶ「数年以内に発売」＝トヨタ
トヨタ自動車は全固体電池（ＳＳＢ）を搭載した電気自動車（ＥＶ）を「数年以内に」発売する計画だ。インド子会社トヨタ・キルロスカ・モーターのカントリーヘッド、ビクラム・グラティ氏の話を元に、ロイター通信が・・・ -
中国、今年もアルミ輸入拡大へ＝露製中心
中国では自動車産業などでの需要増を受け、2024年もアルミニウム輸入が拡大する見通しだ。世界的に環境規制が厳格化する中、特にロシアからの低炭素アルミの需要が高まるとみられている。専門家へのインタビュー・・・ -
ＮＥＸＣＯなど、床版防水材を新開発＝施工時間を削減
ＮＥＸＣＯ中日本は３月29日、グループ会社の中日本ハイウェイ・メンテナンス名古屋、および近代化成（愛知県東郷町）と共同で、床版防水材「ハイウェイ・スラブボンド」を開発したと発表した。施工時間を約８割短・・・ -
メナタ、ＳＳＡＢの化石燃料フリー鋼を使用
ブレーキ部品を手がけるデンマークのメナタ（Menata）・グループは、主に自動車業界向けの部品やシーリング材の生産に、スウェーデンの鉄鋼大手ＳＳＡＢの「化石燃料フリー鋼」を用いると発表した。 これによ・・・ -
アウディ、中古車からの回収素材を再利用
ドイツの自動車大手フォルクスワーゲン（ＶＷ）傘下の高級車大手アウディは、15社・団体の協力の下、解体した中古車から回収した素材を新車生産に再利用するプロジェクトを進めていると明らかにした。 合同プロジ・・・
