北米
-
露ズベルバンク、トルコ子会社売却で交渉入り
ロシア最大の金融機関ズベルバンク（Sberbank）は１月30日、トルコ子会社デニズバンク（DenizBank）の売却に向けて、アラブ首長国連邦（ＵＡＥ）ドバイ首長国の同業エミレーツＮＢＤと交渉に入っ・・・ -
エジプト、加ボンバルディアと輸送計画で覚書
エジプト軍需産業省は、カナダのエンジニアリング大手ボンバルディアの鉄道部門ボンバルディア・トランスポーテーションと複数の大型輸送プロジェクトに関する覚書（ＭＯＵ）を締結した。英字月刊誌エジプト・トゥデ・・・ -
石油トタル、南アの油田権益を売却
仏石油メジャーのトタルは２月５日、同社がオペレーターを務める南アフリカ沖の油田の権益25％をカタールの国営石油カタール・ペトロリアムに売却することで合意したと発表した。取引成立には当局の承認を要する。・・・ -
第20回：欧州のトルコ、ユーラシアのトルコ
トルコ経済の強みを単純化すると、地政学上の優位性と層の厚い若年人口、与党・公正発展党(ＡＫＰ)による長期安定政権の下、国際通貨基金（ＩＭＦ）の後押しで推進された構造改革によって得られた「財政規律」と「・・・ -
第１回：「福音派」の存在から読み解くエルサレム問題
トランプ米大統領によるエルサレム首都承認発言で世界が揺れている。発言の裏には、トランプ政権の最大の支持基盤とされるキリスト教福音派の存在がある。福音派は特定の宗派に限られるわけではないが、特にプロテス・・・ -
石油トタル、ケニアの油田権益取得へ
仏石油メジャーのトタルは、デンマークの海運大手ＡＰモラー・マースクからケニア北西部トゥルカナ（Turkana）の油田権益を取得するもようだ。ケニア大統領府の発表を元に、ロイター通信が23日伝えた。 ・・・ -
中東諸国、生産性で世界に遅れ＝ＰｗＣ
中東諸国の多くで労働生産性が長年にわたり低下しており、世界的な改善傾向から取り残されている――。大手会計事務所プライスウォーターハウスクーパース（ＰｗＣ）が、１月31日公表した最新の中東・北アフリカ（・・・ -
サウジアラムコ、米社と化学品変換技術を開発
サウジアラビアの国営石油会社サウジアラムコは１月18日、原油から化学品を直接製造する自社技術の商用化に向け、米国２社と共同開発を行うことで合意したと発表した。石化事業の拡充を図る。 今回の契約はサウジ・・・ -
ペンス米副大統領、中東を訪問
ペンス米副大統領は１月20日、中東諸国の歴訪を開始した。この日にエジプトのシシ大統領と会談した後、21日にはヨルダンのアブドラ国王との会談を経て、イスラエル入り。トランプ米大統領が昨年12月にエルサレ・・・ -
スーダン、通貨切り下げ
スーダン中央銀行は２月４日、通貨スーダンポンドの為替バンドを翌日付で１ドル当たり28.8～31.5スーダンポンドとすると発表した。従来は16～20スーダンポンドだった。ロイター通信が伝えた。 スーダン・・・ -
トルコ貿易収支、12月は赤字拡大
トルコ国家統計局（ＴＵＩＫ）は１月31日、2017年12月の貿易収支が92億600万ドルの入超となったと発表した。輸入の伸びが輸出を上回り、赤字幅は１年前の56億3,000万ドルから拡大している。 ・・・ -
第10回：2018年のチュニジア・モロッコ経済の展望
中東・北アフリカ（ＭＥＮＡ）の政治情勢は、今年も予断を許さないものである。その要因の一つには、昨年12月６日にトランプ大統領がエルサレムをイスラエルの首都と認定したことがある。この認定は1993年のオ・・・ -
エチオピア首相、政治犯を釈放へ
エチオピアのハイレマリアム首相は１月３日、政治犯を釈放するとともに、拷問の温床として批判されてきたマエケラウィ（Maekelawi）収容所を閉鎖すると発表した。「民主主義の基盤を広げるため」としている・・・ -
トルコ、シリアのクルド勢力に軍事作戦
トルコのエルドアン大統領は1月20日、シリアのクルド系民兵組織「人民防衛部隊（ＹＰＧ）」に対する軍事作戦を開始したと発表した。トルコ軍はＹＰＧが支配するシリア北西部アフリン（Afrin）に侵攻し、戦闘・・・ -
南ア当局、日系３社のコンテナ船事業統合を承認
日本郵船と商船三井、川崎汽船は１月18日、３社のコンテナ事業統合を南アフリカ当局が条件付きで承認したと発表した。南ア当局は昨年６月、同プロジェクトを禁止する判断を下していたが、今回、競争法順守に関する・・・ -
カタール航空、米新興企業の25％株取得
カタール航空が、米国の航空スタートアップに25％出資したもようだ。アクバル・バケル最高経営責任者（ＣＥＯ）がクウェートで開催中の航空ショーで明らかにした。ロイター通信が１月17日伝えた。 社名は明らか・・・ -
チュニジア各地で反政府デモ＝仏カルフールに被害
チュニジアで反政府デモが激化している。2018年度予算案の増税および支出削減計画に抗議するもので、これまでにデモ参加者１人が死亡。１月９日には首都チュニスで、小売り世界２位の仏カルフールの店舗にデモ隊・・・ -
国連、米のエルサレム首都認定巡る決議案を否決
国連安全保障理事会は12月18日、トランプ米大統領がエルサレムをイスラエルの首都と認定したことを無効とする決議案を採決し、米国の拒否権行使により否決された。米国以外の14カ国はいずれも賛成した。ブルー・・・ -
第９回：2018年のアフリカの安全保障環境の展望
2018年のアフリカの安全保障環境はどうなるだろうか。残念ながら現時点では、アフリカにおけるテロ組織の活動の活発化を予想する声が多い。中東での拠点を失ったイスラム過激派組織「イスラム国（ＩＳ）」のア・・・ -
米国、対イラン制裁解除を維持＝核合意見直し要求
トランプ米大統領は１月12日、核合意に基づくイランへの制裁解除を当面は継続する方針を明らかにした。ただ、核合意には「重大な欠陥がある」として、これが是正されなければ今春にも核合意を離脱する考えを示して・・・
