アジア
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第20回：イスラム金融実務解説（３）意外な市場
イスラム金融がイスラム世界だけのものでないことは、既に本コラムでも何度か述べた。今回はその点について、アフリカ諸国を中心にもう少し具体的な例を紹介する。 中東のイスラム諸国で1970年代に本格化したイ・・・ -
ドバイ空港の利用者数、第１四半期は7.4％増加
アラブ首長国連邦（ＵＡＥ）ドバイ首長国の空港運営大手ドバイ・エアポーツは、第１四半期（１～３月）のドバイ国際空港の利用者数が2,249万6,596人となり、前年同期比7.4％増加したと明らかにした。米・・・ -
第２回：中東・北アフリカの国際労働移動と欧州難民問題
アラブ革命後のチュニジア・エジプト経済 欧州における難民問題は各国の政権基盤を揺るがす大きな問題となっているが、中東・北アフリカ諸国から欧州への人の移動は、何も近年始まった現象ではない。第２次大戦後、・・・ -
香料ルネ・ローラン、イスラエル同業が買収
香料・精製原料を手掛けるイスラエルのフルタロム（Frutarom）・インダストリーズは４日、仏同業ルネ・ローラン（Rene Laurent）を2,130万ドルで買収したと発表した。天然由来の抽出物など・・・ -
第19回：サウジアラビア国王のアジア外遊を読み解く
サウジアラビアのサルマン国王が３月、日本を含むアジア諸国を歴訪した。日本語メディアでは、いわゆる「アラブの王様」が1,000人超の随行者を引き連れて来日したことや、これに伴う高級ホテル・ハイヤーの大量・・・ -
ＥＵ、テロ根絶に向け域外でも各種取り組み
欧州連合（ＥＵ）の欧州対外行動局（ＥＥＡＳ）は３月22日、イスラム過激派組織「イスラム国（ＩＳ）」などのテロ組織撲滅に向けた域外での取り組みをまとめたファクトシートを公表した。中東・北アフリカ諸国を中・・・ -
シノペック、米シェブロンのアフリカ２事業買収
中国石油最大手の中国石油化工集団（シノペック）は３月22日、米石油メジャーのシェブロンの南アフリカ事業とボツワナ事業を買収すると発表した。取引額は９億ドルで、国内市場が減速する中、海外事業に注力する戦・・・ -
サウジ国王が訪中、650億ドルの経済協力で合意
サウジアラビアのサルマン国王は３月16日、北京で習近平国家主席と会談し、エネルギー開発やインフラ整備、航空宇宙開発などで総額650億ドルに上る35件の経済関連プロジェクトで協力することで合意した。同国・・・ -
港湾ＤＰワールド、純利益が10億ドル突破
アラブ首長国連邦（ＵＡＥ）ドバイ首長国の港湾管理会社ドバイ・ポーツ・ワールド（ＤＰワールド）は３月20日、2016年12月期の純利益が11億2,700万ドルとなり、前年同期比27.6％増加したと発表し・・・ -
ＯＰＥＣの減産体制に暗雲＝サウジは２月に増産
石油輸出国機構（ＯＰＥＣ）は、加盟国の２月の原油生産量が１日当たり3,196万バレルとなり、１月からさらに14万バレル減少したと発表した。ただ、米国のシェール（頁岩）オイル生産の増加を背景に世界の石油・・・ -
ＭＥＡの再生エネ投資、昨年は87億ドル相当
昨年のＭＥＮＡ（中東・アフリカ）の再生可能エネルギー関連の投資が、Ｍ＆Ａ（企業の合併・買収）により拡大し87億ドルとなったことが、大手会計事務所アーンスト・アンド・ヤング（ＥＹ）の最新報告書で明らかに・・・ -
中国中鉄、ドバイに拠点開設へ
建設大手の中国中鉄（ＣＲＥＣ）は、アラブ首長国連邦（ＵＡＥ）ドバイ首長国にオフィスを設置する方針だ。ザ・ナショナルが伝えた。 ＣＲＥＣは昨年９月にドバイで事業許可を取得。オフィスは新ビジネス街のビジネ・・・ -
ドバイの来訪者、昨年は５％増加
アラブ首長国連邦（ＵＡＥ）ドバイ首長国の観光・商務局（ＤＴＣＭ）は、2016年のドバイの来訪者（日帰り旅行者を除く）が1,490万人に達し、前年比５％増加したと発表した。2012年以降の年平均成長率（・・・ -
ガスプロム、イランとガス田投資巡り協議
イラン政府は、天然ガスで世界最大手の露ガスプロムと国内ガス田への投資について協議を進めているもようだ。露・イラン政府間委員会の副議長を務めるイランのバエジ通信情報技術相の話として、イタルタス通信が３月・・・ -
ＵＡＥ、今後10年で硫黄の生産２倍に
アラブ首長国連邦（ＵＡＥ）アブダビ首長国のアブダビ国営石油会社（ＡＤＮＯＣ）は、今後10年間で硫黄の生産量を現在の年間600万トンから倍増させる方針だ。国内外の需要増に対応する狙いで、実現すれば世界最・・・ -
ＤＰワールド、昨年の貨物取扱量は3.2％増加
アラブ首長国連邦（ＵＡＥ）ドバイ首長国の港湾管理会社ドバイ・ポーツ・ワールド（ＤＰワールド）は２月７日、2016年通期の貨物取扱量が6,365万8,000ＴＥＵ（20フィートコンテナ換算）となり、前年・・・ -
カタール政府、外国人の運転資格を厳格化
カタール政府が外国人の自動車の運転資格を厳格化しているようだ。ドーハニュースが伝えた。 カタールではこれまで、多くの外国人は自国で取得した運転免許証を提示し、新たに視力検査を受けるだけで車を運転するこ・・・ -
第17回：イスラム金融実務解説（１）ありがちな誤解
その名が与える印象もあって、誤解されることも多いイスラム金融。欧州・中東・アフリカ地域のビジネスマンにとっては、前触れもなくその語に接する場面もあるだろう。一方、宗教や現地の慣行、マーケティングといっ・・・ -
露ＵＡＺ、エジプトやイランで現地組み立て検討
露自動車大手ソラーズ（Sollers）傘下のウリヤノフスク自動車工場（ＵＡＺ）は、ベトナムのほか、エジプトやイランでの現地生産を検討している。輸出責任者のアンドレイ・ドロフェエフ氏の話として、インター・・・ -
ルフトハンザ、エティハドと提携強化
独ルフトハンザ航空は１日、アラブ首長国連邦（ＵＡＥ）アブダビ首長国のエティハド航空と機内食や航空機保守などの分野で提携を強化することで合意したと発表した。長年の競合だった２社が手を組む格好で、ゆくゆく・・・
