ＭＥＡ
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第33回：中東・北アフリカ地域、ベンチャー投資環境の現状
2023年は特に新興国のベンチャー投資市場にとって非常に厳しい1年だった。世界中の新興国マーケットでベンチャー投資が冷え込む中、中東・北アフリカ（ＭＥＮＡ）地域も他地域にもれず投資額が減少した。また、・・・ -
経済の多様化指数、中東首位はＵＡＥ
アラブ首長国連邦（ＵＡＥ）ドバイ首長国の政府機関、ムハンマド・ビン・ラシード政府学校（ＭＢＲＳＧ）はこのほど、世界の「経済の多様化指数（ＥＤＩ）」に関する最新リポートを発表した。湾岸協力会議（ＧＣＣ）・・・ -
海運会社、紅海経由ルート再開の見通し低く
米英がイエメンの親イラン武装組織フーシ派の拠点を攻撃して以来、フーシ派による船舶への攻撃は減っている。しかし、海運会社が紅海を通るスエズ運河のルートを再開する見通しは立っていない。攻撃のない安定した状・・・ -
ミュンヘン安保会議、露や中東情勢を協議
ドイツ南部ミュンヘンで２月16～18日、世界各国の首脳や閣僚が外交・安全保障問題について協議する「ミュンヘン安全保障会議（ＭＳＣ）」が開催された。昨年に引き続きロシアのウクライナ侵攻のほか、中東情勢が・・・ -
中東４カ国ＰＭＩ、１月は３カ国が低下
米国の金融情報サービス大手Ｓ＆Ｐグローバルは２月５日までに、サウジアラビアとアラブ首長国連邦（ＵＡＥ）、エジプトの１月の非石油系民間セクターＰＭＩ（購買担当者景気指数）を発表した。３カ国はいずれも低下・・・ -
第９回：日本から見る中東・アフリカ
約３年半のロンドン生活に別れを告げ、昨年末から日本に拠点を移した。欧州からの視点とは全く異なる中東・アフリカ（ＭＥＡ）関連の報道やその扱い。極東から感じたのは、圧倒的な「距離感」だった。（太田皐介） ・・・ -
アフリカ４カ国ＰＭＩ、１月は３カ国が上昇
米国の金融情報サービス大手Ｓ＆Ｐグローバルと南アフリカの金融大手スタンダードバンクは２月５日までに、南アとナイジェリア、ケニア、ガーナの１月の民間セクターＰＭＩ（購買担当者景気指数）を発表した。南アと・・・ -
中東の観光客数、23年はコロナ禍前の水準上回る
国連世界観光機関（ＵＮＷＴＯ）は１月19日、2023年に中東地域を訪れた外国人観光客が約8,710万人となり、19年比で22.1％増加したと発表した。地域別では世界で唯一、新型コロナ禍前の水準を上回っ・・・ -
紅海問題、欧州ＥＶメーカーに恩恵少なく
紅海を巡る供給網（サプライチェーン）の混乱は、欧州の電気自動車（ＥＶ）メーカーにとってプラス要因ではないようだ。アジアとの主要な貿易ルートの封鎖は、中国メーカーとの競争で苦戦する欧州メーカーにとって多・・・ -
英米の対フーシ派攻撃、24カ国が共同声明
英国やドイツ、米国を含む24カ国は１月23日、イエメンの親イラン武装組織フーシ派に対する英米両軍の新たな攻撃を巡り、共同声明を発表した。フーシ派が紅海で船舶への攻撃を続けていることを非難し、停止を求め・・・ -
ＯＰＥＣプラス、自主減産終了も＝判断見送り
石油輸出国機構（ＯＰＥＣ）は２月１日、ＯＰＥＣとロシアなど非加盟産油国で構成する「ＯＰＥＣプラス」の閣僚級会合をオンラインで開催した。主要産油国による自主減産は、現行の取り決めでは３月末で終了するが、・・・ -
ＩＭＦ、中東の成長率見通し2.9％に下方修正
国際通貨基金（ＩＭＦ）は１月30日に公表した世界経済見通しの中で、中東・中央アジアの今年の域内総生産（ＧＤＰ）成長率が2.9％になるとの見方を示した。昨年10月の前回予測から0.5ポイント下方修正して・・・ -
ＢＲＩＣＳの億万長者、今後10年で85％増加
新興５カ国（ＢＲＩＣＳ）の億万長者は、今後10年で85％増加する――。市民権取得や移住支援専門のコンサルティング会社ヘンリー＆パートナーズが１月30日、こうしたリポートを発表した。サウジアラビアなど５・・・ -
紅海問題、米国頼りの対応はリスクに
紅海でイエメンの親イラン武装組織フーシ派による商船への攻撃が相次いでいる問題で、商船保護のために米国の軍事力に頼るのは危険との見方が出ている。フーシ派は単なる海賊ではなく、米国がフーシ派の拠点を攻撃し・・・ -
仲介役カタール、イスラエル首相の発言を非難
イスラエルとイスラム組織ハマスの間で戦闘休止や人質解放の仲介に当たっているカタールについて、イスラエルのネタニヤフ首相が「カタールの仲介は不十分だ」などと発言した音声がリークされ、カタール政府が非難す・・・ -
独大手各社、紅海問題に直面＝供給に影響も
紅海でイエメンの親イラン武装組織フーシ派による商船への攻撃が相次いでいる問題を巡り、ドイツの大手各社が対応に追われている。多くの企業が輸送ルートの変更を余儀なくされており、コストの大幅な上昇に伴う損失・・・ -
ニジェールなど３カ国、ＥＣＯＷＡＳ脱退を表明
ニジェール、マリ、ブルキナファソの３カ国は１月28日、西アフリカ諸国経済共同体（ＥＣＯＷＡＳ）を即時脱退すると発表した。ニジェールとマリの軍事政権がそれぞれ、国営テレビで共同声明を読み上げた。 ３カ国・・・ -
紅海問題、タンカー運賃押し上げ＝燃料も
紅海での治安情勢悪化が続く中、タンカーの運賃と燃料であるディーゼル価格が押し上げられている。南アフリカの喜望峰を通る迂回（うかい）ルートへの航路変更で運搬日数が増え運賃が急騰しているほか、米国の製油所・・・ -
スエズ運河の通過量、２週間で37％減少
2024年最初の２週間におけるスエズ運河の通過量が、前年同期比で37％減少（推定値）したことが分かった。イエメンの親イラン武装組織フーシ派が紅海周辺を航行する船舶への攻撃を続けており、影響が拡大してい・・・ -
紅海問題、トルコ製造業には好機＝業界団体
紅海情勢の悪化を受けた海運の混乱が、トルコの製造業にとっては好機となっているようだ。以前と比べ中国からの輸入にコストや時間がかかるため、欧州企業がトルコからの輸入に切り替え始めたという。ヒュリエト・デ・・・
