1月は5カ月ぶりに改善:ユーロ圏サービス業PMI
米国のトランプ大統領は19日、原油価格の急落を招いたロシアとサウジアラビアの対立を巡り、適切な時期に介入する意向を示した。新型コロナウイルス感染症の流行が追い打ちをかけたことで、先には原油価格が20年弱ぶりの安値を記録し、米国のシェール(頁岩)オイル業界での採算悪化が懸念されている。ロイター通信などが伝えた。
トランプ大統領は、原油価格の下落がロシアとサウジの両国にとって打撃となるにもかかわらず争っているとして、仲裁する意欲を表明。妥協点を探っていると話した。ウォール・ストリート・ジャーナルは関係者の話を元に、米国がサウジアラビアに減産を求める一方、ロシアには制裁を科す可能性もあると報じている。
石油輸出国機構(OPEC)加盟国とロシアなど非加盟産油国で構成する「OPECプラス」が先に行った会合では、ロシアの反対で協議が決裂し、追加減産と減産体制延長で合意に至らなかった。2016年12月から続いた協調減産が3月末で終わりを迎える格好となり、サウジは4月から増産にかじを切る意向を表明。原油価格が続落している。
新型コロナウイルスの感染拡大の影響も相まって、国際価格の指標であるブレント原油価格は18日、2003年以来の低水準となる1バレル当たり24.88ドルを記録。米国産原油の指標であるウエスト・テキサス・インターミディエイト(WTI)は、18日の終値が1バレル当たり20.37ドルと、2002年2月以来の低水準だった。
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