マイシス争奪戦が激化、CVC連合も参戦
英広告基準審査委員会(ASA)が、英蘭資本の石油メジャー、ロイヤル・ダッチ・シェルのラジオ広告を巡って、聴取者からの申し立てに基づき正式に調査を開始した。「シェルで給油した顧客は二酸化炭素(CO2)排出量に影響を与えずに運転できる」という宣伝文句に対して苦情が寄せられため。ロイター通信が2日伝えた。
シェルは昨年10月、同社のガソリンスタンドで給油した顧客のCO2排出量を計算し、これを相殺する分だけ、植林などのプロジェクトを援助するというキャンペーンを開始。このラジオ広告を聴いた一部の聴取者から、広告が誤解を招くとの苦情が寄せられていた。
ASAは、このオファーに関する十分な情報がラジオ広告で開示されていたかどうかを調査するという。シェルからも聴聞を行う予定で、同社の広報担当者は「疑問に対して喜んで回答する」としている。判断には数カ月かかる見込み。[環境ニュース]
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