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アイルランドの格安航空大手ライアンエアーは、11月にフランクフルトの第2空港であるフランクフルト・ハーン空港の拠点を閉鎖する方針だ。ドイツのパイロットが賃金の引き下げを拒否したため。ロイター通信などが21日、入手した社内メモを元に報じた。
同社は新型コロナウイルスの感染拡大を背景とした世界的な渡航制限による業績悪化に対処するため、各国でコスト削減を模索。英国のパイロットや客室乗務員が先に減給案を受け入れたほか、欧州のパイロットの7割が既に賃下げや労働条件の改定に同意している。
しかし、ドイツのパイロットが実施した投票では受け入れ反対が賛成をわずかに上回った。これを受け、ベルリンのテーゲル空港とデュッセルドルフ空港の拠点も夏の終わりまでに閉鎖される可能性が高まっている。
ライアンエアーは傘下のラウダモーション(LaudaMotion
オーストリア)についても、労使交渉が決裂したことを受けてウィーンの拠点を閉鎖すると発表。約370人が失職の危機にさらされたが、その後に労組が妥協したため、拠点閉鎖は免れた経緯がある。[労務]


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