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インベンシス、身売り交渉が決裂

仏アルコール飲料大手ペルノ・リカールは、インドでの第3四半期(7~9月)の売上高が前年同期比3%増加したと発表した。昨年の売上高が34%増と好調だったことの反動に加え、今夏に北東部アッサム州や南部ケララ州などで起きた洪水が影響した。エコノミック・タイムズ電子版が伝えた。
当期は、2桁成長が続いた直近の数四半期と比べ、過去2年間で最低の伸び率となった。
ペルノにとってインドは、米国と中国に次いで最も売上高の多い市場だが、課税率の高さや価格制限、販売規制などが国内の蒸留酒販売全体にも打撃を与えているようだ。
英調査会社ユーロモニターによると、インドの蒸留酒販売の62%をウイスキーが占める。ウイスキー市場の約30~35%はセミプレミアムかそれ以上の価格帯となる。2013~2018年の蒸留酒販売量の増加率は、高価格帯がより好まれる傾向が進んだため、2%にとどまっている。【NNAインド】


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