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携帯エブリシング、米マスターカードと提携

スウェーデンの家具製造・販売大手イケアのオーストラリア法人は、3月からの新型コロナウイルスの感染流行を受けたロックダウン(都市封鎖)期間に、一部の家具の売り上げが5.5倍に増加したもようだ。同社は3年前からオンライン販売を開始している。オーストラリアン・ファイナンシャル・レビューが伝えた。
在宅勤務や遠隔学習の増加で、デスクやオフィス仕様の椅子、ダイニングテーブルなどの購入が増えた。最近では収納棚や洋服棚の売り上げも最大4倍に増えたという。
同社のヤン・ガードバーグ社長は、2019/20年度(19年9月~20年8月)の売上高は前年度比10~14%増となる見込みとしている。また、3年前に物流拠点を増設しオンライン販売を始めていなかったら、今年の需要増加には対応できなかったとの見方も示した。
同氏は、近い将来オンライン販売の売上高は全体の20~30%を占めると予想。18年は7%、19年は12%だった。これまでシドニーではオンライン注文の宅配個数は1日当たり600~700個だったが、現在は2,500個を超えるという。
同社は非接触型のクリック&コレクトサービスや、バーチャル形式の家具組み立てアシスタントなども開始した。【NNA豪州&オセアニア版】


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