中国のインターネットサービス大手、騰訊（テンセント）は、伊自動車大手フィアット・クライスラー・オートモービルズ（ＦＣＡ）の中国エリア部門と、コネクテッドカー（つながる車）に関する戦略提携協定を交わした。自動車情報サイトの車雲網が伝えた。
テンセントはクラウドコンピューティングや人工知能（ＡＩ）、セキュリティーなどの分野での強みを生かし、ＦＣＡが中国市場でコネクテッドカーのクラウドプラットフォームを構築することを支援する。
テンセントの幹部は「ＦＣＡの中国エリア部門との戦略的パートナーシップを非常に重視している」とコメント。同社はこれまでに、自動車のインターネット（ＩｏＶ）の分野で、独高級車大手ＢＭＷやダイムラーの高級車部門メルセデス・ベンツ、中国の広州汽車集団（広汽集団）など、国内外の自動車メーカー15社と提携関係を結んでいる。【ＮＮＡ中国】