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ドイツのメルケル首相(65)は4日、第二ドイツテレビ(ZDF)のインタビューで、自身の5期目突入の可能性を否定した。2018年に明らかにした21年の任期満了で退く意向は「確固としたもの」としている。ドイチェ・ウェレなどが伝えた。
メルケル氏は、ZDFによる「5期目を続投することを検討しているか」との質問に対し、「全くない」と回答。現在の任期を全うし、首相職から退く考えを改めて強調した。
同首相は05年、首相に就任。18年には、支持率低下に伴う地方選での敗北を受け、約18年間務めたキリスト教民主同盟(CDU)の党首の座を中道派のアンネグレート・クランプカレンバウアー幹事長に明け渡した。クランプカレンバウアーは、メルケル氏の後継として次期首相候補と目されていたが、党内での求心力低下を受け、今年2月に年内で党首を辞任することを決めている。
こうした中、新型コロナウイルスのパンデミック(世界的流行)により、CDUは4月に予定していた党首選挙の延期を決定。また、ゼーホーファー内相は大衆紙ビルトで、パンデミック中のメルケル首相の「強い」リーダーシップが同氏の5期目続投の意思を思い起こさせると述べている。ドイツ公共放送ARDが先に公表した世論調査によると、回答者の7割超がメルケル氏の手腕に満足しているという。
連邦政府の首相選は21年10月までに実施される予定。


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