ロスネフチ、アゼルバイジャン社と合弁設立
フランスで新型コロナウイルスに絡む外出制限が徐々に緩和される中、政府は航空会社にソーシャルディスタンス(社会的距離)の確保を義務付けない方針だ。運航再開に当たっての感染予防措置は各社の裁量に委ねられる格好。政府高官がRTLラジオで明らかにした。
これにより、航空各社は乗客同士の間隔を1メートル空けたり、3人掛けシートの中央を空席にしたりといったルールを免れる。地下鉄やタクシー、配車サービスなどで厳格な接触防止策が義務付けられているのとは対照的だ。
航空業界のソーシャルディスタンスを巡っては、空席の確保などのルールは非現実的との声が上がっていた。国際航空運送協会(IATA)は先に、こうした措置が義務化された場合、搭乗率が62%落ち込み、採算性のボーダーラインとなる77%を大きく割り込むと指摘。そのため運賃を1.5倍程度引き上げざるを得なくなると警告していた。
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