石油輸出国機構（ＯＰＥＣ）は12日に公表した石油市場月報で、今年の世界の原油需要見通しを引き下げた。ロシアのウクライナ侵攻が世界経済に及ぼす悪影響や、世界的なインフレ加速、中国における新型コロナウイルスの変異株「オミクロン株」の亜種確認を理由に挙げている。 ＯＰＥＣは、2022年の需要が前年比で3.