農林・水産
-
スロバキア農業部門、過去最高益＝2022年
スロバキア農業部門の2022年の利益が３億4,650万ユーロとなり、過去最高を記録した。前年比で約２倍に増加し、21年までの５年間の平均と比べると３倍近くに増えている。ただ農業業界は、政府がウクライナ・・・ -
欧州委、グリホサートの許可10年延長を提案
欧州委員会は20日、除草剤の成分として幅広く用いられる化学物質グリホサートの使用許可を10年間延長することを提案した。グリホサートを巡っては一部で発がん性の疑いが指摘されているものの、欧州食品安全機関・・・ -
ウクライナ、ケニアに穀物拠点＝食料危機
ウクライナのゼレンスキー大統領は19日、ニューヨークでケニアのルト大統領と会談し、同国のモンバサ港に穀物拠点を建設する方針を示した。ロシアの侵攻により妨げられているアフリカへの穀物輸出を継続し、東アフ・・・ -
ノルウェーと米国、アフリカ農業基金を設立
ノルウェーと米国は19日、アフリカの農民と農業ビジネスの支援を目的とした基金を設立すると発表した。ノルウェー政府と米国国際開発庁（ＵＳＡＩＤ）は、この基金にそれぞれ3,500万ドルを拠出する。投資を通・・・ -
ウクライナ、ＷＴＯに３カ国提訴＝穀物禁輸
ウクライナ政府は18日、同国産の農産物に対する禁輸措置を巡り、ポーランドとハンガリー、スロバキアを世界貿易機関（ＷＴＯ）に提訴したと発表した。欧州連合（ＥＵ）は15日、ウクライナ産穀物４品目に対する輸・・・ -
米カーギル、露穀物ターミナルの持ち株売却
米穀物メジャーのカーギル（Cargill）は、ロシアの黒海沿岸にある穀物ターミナルの持ち株25％を同国の運輸・物流企業デロ（Delo）・グループに売却することで合意した。カーギルは７月からロシア産穀物・・・ -
伊ワイン生産量、今年は12％減少か
イタリアのワイン製造技術者協会アソエノロジ（Assoenologi）は12日、同国の今年のワイン生産量が前年比12％減少し、440万キロリットルを下回るとの予測を明らかにした。異常気象とカビ菌がブドウ・・・ -
東欧４カ国、ウクライナ穀物禁輸を延長へ
ポーランドとハンガリー、スロバキア、ルーマニアは、15日に失効するウクライナ産穀物４品目に対するセーフガード（緊急輸入制限）措置を延長する方針を明らかにした。欧州連合（ＥＵ）に延長を許可するよう求めて・・・ -
サウジアラビア、露産穀物の最大輸出先に
ロシアからサウジアラビアへの穀物輸出が伸びている。７～８月の同国への輸出量は132万3,000トンと前年同期比87.9％拡大し、サウジは輸出先として国別で首位に立った。ウクライナ侵攻の影響に加え、２国・・・ -
ロイズ保険、国連と協議＝黒海穀物船巡り
英国のロイズ保険組合は、黒海経由でのウクライナ産穀物輸送を巡る合意が再びまとまった場合、同国の穀物輸送船に保険を提供する方針を明らかにした。これに向け、国連と協議を進めているという。同組合のジョン・ニ・・・ -
ルーマニア、農業・食品産業に10億ユーロ超
ルーマニア政府は農業・食品産業の強化に総額10億ユーロ以上を投じる計画だ。この分野の主要プロジェクトに６億ユーロ近い支援を行うほか、農家や食品加工業者の太陽光発電設備の導入に向けたプログラムに約５億ユ・・・ -
トルコ大統領、９月４日訪露か＝首脳会談
トルコのエルドアン大統領は４日にロシア南部ソチを訪問し、同国のプーチン大統領と会談するようだ。ロシアが離脱した黒海穀物合意の再開を働きかけるほか、ウクライナ侵攻の影響などについて協議する。関係者の話を・・・ -
エルドアン氏、９月に訪露＝穀物合意再開へ
トルコのエルドアン大統領は、近くロシア南部ソチを訪問する計画だ。ロシアが離脱した黒海穀物合意の再開を目指し協議を行う。ロイター通信などが28日伝えた。 トルコの与党・公正発展党（ＡＫＰ）の報道官は「エ・・・ -
ＥＵ産品の通関検査、再延期＝来年１月導入
英国政府は29日、欧州連合（ＥＵ）離脱に伴い必要となったＥＵ産食品の厳格な通関検査の導入を３カ月延期し、2024年１月からとすると発表した。業界の要望に応じる格好で、延期はこれで５回目となる。 政府は・・・ -
穀物収穫量、４千万トン以下に＝農民連盟
ドイツ農民連盟（ＤＢＶ）は22日、今年のドイツの穀物収穫量が前年比７％減の4,000万トン弱になるとの見方を示した。８月に頻発した雨で作物が濡れ、収穫が中断されたため。 ７月時点の予測である4,090・・・ -
ＥＵ穀物収穫量、３カ月連続で見通し下げ
欧州委員会共同研究センター（ＪＲＣ）の作物モニタリングサービス（ＭＡＲＳ）は21日、今年の欧州連合（ＥＵ）産穀物の収穫量予測を３カ月連続で下方修正した。小麦の収穫期前後の降雨が品質に影響を及ぼし、生産・・・ -
欧州の森林伐採規制、国際貿易に大打撃も
欧州連合（ＥＵ）の「森林破壊防止のためのデューデリジェンス義務化に関する規則（ＥＵＤＲ）」は、発展途上国を中心に国際貿易に打撃を与える可能性がある。発展途上国の輸出振興などを目指す国際貿易センター（Ｉ・・・ -
インドネシア、ＥＵ提訴＝バイオ燃料関税で
世界貿易機関（ＷＴＯ）は、欧州連合（ＥＵ）がインドネシアのバイオディーゼルに課している相殺関税を巡り、インドネシアが紛争解決手続きに基づく２者協議を要請したと明らかにした。この要請は、ＷＴＯ加盟国に通・・・ -
ラトビア、ウクライナ産穀物の輸出開始
ウクライナ産穀物が今秋にもラトビアから輸出される見通しだ。鉄道で同国に運び込み、貨物船で出荷する計画で、年間最大100万トンの輸出が見込まれるという。ラトビア国鉄のリナルズ・プラウニクス会長の現地公共・・・ -
日本産食品の輸入規制、欧州２カ国が撤廃
農林水産省は15日、スイスとリヒテンシュタインが、福島第一原発事故を受け導入していた日本産食品の輸入規制を撤廃したと発表した。これにより、福島県など一部地域産の食品を対象に義務付けてきた放射性物質検査・・・
