農林・水産
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トルコ、小麦の輸入を停止＝10月まで
トルコの農業・森林省は６月21日から、国内生産者保護のため小麦の輸入を10月まで停止すると発表した。これにより収穫期の価格下落を防ぐほか、輸出に必要な原料を国産品で賄うようにする。 小麦の輸入は少なく・・・ -
政府、インドネシア産パーム油普及巡り協議
インドネシアのジョコ大統領は２日、首都ジャカルタでノルウェーのエリクセン気候・環境相と会談し、インドネシア産パーム油について、欧州での公平な認識の普及に協力するよう要請した。国営アンタラ通信が伝えた。・・・ -
ＥＵ、露産穀物の関税引き上げ＝７月から
欧州連合（ＥＵ）理事会は30日、ロシア産およびベラルーシ産の穀物への関税を引き上げる案を承認した。７月１日付で発効する。小麦、トウモロコシ、油料種子および関連品目、飼料などが対象で、両国産の穀物が域内・・・ -
トルコ、初の浮体式太陽光発電所＝６月稼働
トルコ東部エラズー県で６月に、国内初の浮体式太陽光発電プラントとなるクゾバ（Kuzoba）太陽光発電所が稼働する見通しだ。国家水利総局（ＤＳＩ）が進めるプロジェクトで、発電容量は１メガワットを予定する・・・ -
ＥＵ、農業政策の環境規制緩和を承認
欧州連合（ＥＵ）理事会は13日、共通農業政策（ＣＡＰ）に基づく環境規制の一部緩和を最終承認した。2027年までの時限措置となる。域内では、コスト高にあえぐ農家が規制緩和を求めて大規模な抗議デモを繰り返・・・ -
スペイン新興企業、仏に低炭素肥料工場
低炭素肥料を手がけるスペインの新興企業FertigHyは13日、フランス北部オードフランス地域圏に自社初の生産拠点を建設する計画を明らかにした。投資額は13億ユーロで、フランス政府から支援を受ける。2・・・ -
英、青果生産者に年間８千万ポンドの補助も
英政府は14日、青果生産者への補助金を総額8,000万ポンドに倍増する方針を明らかにした。食料安全保障の向上に向け、野菜や果物の自給率を高める計画の一環。 英国の自給率は野菜が55％、果物は17％にと・・・ -
クロアチアＢＰＯ大手、スロベニア社買収
クロアチアのビジネス・プロセス・アウトソーシング（ＢＰＯ）大手エムプラス（Mplus）・グループは、スロベニアの農業・食品会社パンビータ（Panvita）・グループの持ち株会社、パンビータ・ホールディ・・・ -
伊政府、農地への太陽光パネルの設置を制限
イタリアの右派連立政権は、農地への太陽光パネルの設置を制限する新たなルールを閣議決定した。ただ、脱炭素化目標の足を引っ張りかねないとの批判も上がっている。ロッロブリージダ農業・食料・森林政策相の記者会・・・ -
代替肉、生産量が19年比で倍増＝23年
ドイツで大豆などを原料とした代替肉の需要が高まっている。連邦統計庁によると、2023年の代替肉メーカーの生産量は約12万1,600トンで、前年比16.6％増加した。19年比では2.1倍に拡大している。・・・ -
ＥＵとニュージーランド、ＦＴＡ発効
欧州連合（ＥＵ）とニュージーランド（ＮＺ）が2023年７月に署名した新たな自由貿易協定（ＦＴＡ）が５月１日、発効した。これにより、ＥＵ企業にとって年間総額１億4,000万ユーロの関税の負担が減り、両者・・・ -
デンマーク、農業者への炭素税導入計画
デンマーク政府は世界初となる農業者への炭素税導入を進めていく考えだ。オーゴー気候・エネルギー・供給相の話を元に、欧州連合（ＥＵ）政策専門サイトのユーラクティブが４月30日伝えた。 デンマークは2030・・・ -
ＥＵ産生鮮食品の検査強化
英国で４月30日から、欧州連合（ＥＵ）産の生鮮食品に対する厳格な通関検査の対象が拡大された。これに伴う新たな手数料の徴収も始まり、企業の負担増加と食品価格の上昇につながる恐れが指摘されている。 英国で・・・ -
シンガポール社、露軍攻撃タンク再建に半年
シンガポールのパーム油大手ウィルマー・インターナショナルは、ロシア軍のミサイル攻撃を受けた同社のウクライナにある石油タンクの再建が６カ月後になるとの見通しを明らかにした。 攻撃を受けたのは、現地子会社・・・ -
欧州議会、共通農業政策の規制緩和を可決
欧州議会（定数705）は24日、共通農業政策（ＣＡＰ）に基づく規制の一部緩和を425対130の賛成多数で可決した。農地の保全に関する最低条件「良好な農業・環境条件（ＧＡＥＣ）」に関する基準を変更し、農・・・ -
ワインのフレシネ、干ばつで大規模レイオフ
スペイン産スパークリングワインのカバ（Cava）を手がけるフレシネ（Freixenet）は、従業員の８割近くに相当する615人をレイオフ（一時解雇）する方針を明らかにした。干ばつの影響で事業運営が困難・・・ -
独最大野党、露産農産物の完全禁輸を提案
ドイツ連邦議会（下院）最大野党で中道右派のキリスト教民主同盟（ＣＤＵ）と姉妹政党のキリスト教社会同盟（ＣＳＵ）は、ロシア産とベラルーシ産農産物の完全禁輸を議会に提案した。両国の収入源を奪い、軍事力を弱・・・ -
英、切り花関税を一時撤廃＝東アフリカ念頭
英政府はこのほど、切り花の関税を一時的に撤廃すると発表した。貿易プロセスを合理化し、輸入関連コストを削減する。輸出大国である東アフリカ諸国などとの貿易を拡大し、経済関係を強化する狙いだ。 切り花の関税・・・ -
欧州最古の原生林、イケア家具向けに伐採か
スウェーデンの家具製造・販売大手イケアの下請けメーカーが、ルーマニアのカルパティア山脈に残る欧州最古の原生林から木材を調達している――。環境保護団体グリーンピースが公表したリポートでこうした見方を明ら・・・ -
欧州議会、炭素除去認証制度を承認＝世界初
欧州議会（定数705）は10日、欧州連合（ＥＵ）における新たな炭素除去の認証枠組みに関する規則を441対139の賛成多数で可決した。炭素除去の認証制度は世界で初めて。炭素除去や土壌からの排出削減を促進・・・
